朝霞の地に店を構えて30数年、常に地元の皆様の健康増進
と伝統の味を楽しんでいただきたく、商売に励んでおります、
今後も日本の味を守る気概で、頑張ってゆきます。
末永いお付き合をいいただける様お願いいたします。
長寿庵の由来
今を去る数百年の昔、京の都の西北、大原の里に一村こぞって高齢健康の喜びを歌ひ年々歳々お上の賞讃にあずかる者数知らずと言ふ事寛がありまして、世にためしなき不思議と時の名主がいろいろ取調べましたところ、この村はづれのもの静かな地に久しい前から痩身白髪の老翁が住んで居り、或る時裏山の中腹にいさ々かの畑を拓き見なれぬ種を播き、みのるのを待って之を刈り入れ其れを粉となし食せるかたわら之を、加工して村人に売出せしところ其の味なんとも言いがたく翁はこれを「そば」と名付けこのそばを常食とせる故に延命長寿なる由語られ、村の人その淡白の風味を好み日夜愛食いたしたのがこの里の延命長寿の原因である。
爾来誰言ふとなくこの「そば屋」を長寿庵と言う!!